2019年06月03日
亡くなった方の遺品を形見分けとして親しかった人にしたいと思っていても、いつすればいいのでしょうか。基本的に故人と親しかった人にそれとなく渡すことが望ましいですが、葬儀や四十九日が終了してから行いましょう。
通夜や告別式の最中に行うことは遺族には難しすぎることや、忙しすぎて対応している時間がないからです。そのため、四十九日をすぎてある程度遺族にも精神的な余裕ができてから親しかった人に声をかけて、分配することが望ましいといわれています。
キリスト教の場合には四十九日は存在していませんが、個人がなくなってから1ヵ月後くらいに追悼ミサを行うことが多いといわれていますので、その後で問題ありません。神式の場合は五十日後をすぎてから行うことが望ましいでしょう。
基本的に形見分けでは高価な品物を送ることはないといわれており、1年に110万円を超える贈与を受け取らないようにすることが必要といわれているため、参考にしてください。基本的に形見分けでも分配するものによって高額となることが多いため、贈与税の対象となることで知られています。もらう人に負担となるものを避けて、相手に失礼とならないようにすることが必要です。