お通夜を友引に行っても良いかどうか

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2017年02月14日

友引は六曜の一つで、その日に葬儀を行うのは避けると言う人も少なくありません。友引は先勝と先負の間にあり、葬儀に関しては凶日とされています。また友を引く、と言う事も言える為、この日に葬儀を行ってしまうと故人と親しかった人もつれて行かれてしまうかもしれない、と言う事で葬儀を執り行う事は避けるようになりました。ただ、葬儀とお通夜は別物です。そもそも火葬を行う訳ではないので、葬儀の様に友を引いてしまうかもしれないと言って避ける必要は無いとされています。だからもしもその日に行われたとしても、それは決してマナー違反と言う訳ではありません。ただ、通常は葬式と続いて行われる事になるので、葬儀の日が友引、と言う事になった場合はお通夜の日程も変更、調整する事になっています。

しかし、どうしても友を引く、と言う言葉のイメージが強い為に葬儀を避けるべきだと言われていますが、実際には共引と言う意味も昔はありました。これは全てに決着がつかない日、共に引き分けになる日、と言う意味です。この場合は誰かを引き連れて行ってしまうと言う事を考える必要もなくなります。これならば、葬儀を行ったとしても問題は無くなるので、結局は喪主はどのように考えているか、と言う事も関係してきます。ただ良く分からない、どうすれば良いか分からないと言う時は葬儀社に連絡をして聞いてみるのも一つの方法です。世間一般から行くと、「共に引き分け」ではなく「友を引いて行ってしまう」と言うイメージが強い日だとしても、六曜を意識しなければ何も気にする必要はありません。

現在は意識する人の方が多いのか、意識しない人も増えているのかと言う事は、葬儀社の方が良く知っています。また地域の風習に関してもその地域で営業している業者だからこそ分かっている事も少なくありません。どのようにすれば良いか分からない場合は、まずは業者に聞いてみて、実際に地域ではどのようになっているか、何がマナーとなっているかを聞いてみます。そうすれば、お通夜を行っても良いかどうかと言う事に関しても明確な答えを出してもらう事が出来るので、行っても良いかだめなのか、あれこれ悩む必要もなくなるからです。

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