2018年10月21日
キリスト教は仏式の葬儀と違い、マナーや注意点が多数あります。葬儀の流れは、カトリックとプロテスタントで異なります。カトリックは故人が一般的には所属していた教会にて、葬儀と告別式に行われます。プロテスタントはカトリックと違って葬儀と告別式は分けずに行われます。
キリスト教はお香を焚かないため香典を包むことはありませんが、御花料としてお金を包みます。御花料は香典と同じように故人との関係性や自分の年齢によって包む金額は異なります。御花料を包む袋は、百合の花や十字架が描かれている袋または白無地の封筒を使って、御花料と自分のフルネームを記入して提出します。
キリスト教では焼香がない代わりに白い菊やカーネーションを捧げることになります。献花するときには花を両手で受け取ってから、遺族に一礼をしてから献花台に進み、花は茎を祭壇に向けて捧げます。花を持つ手は、右手は花側そして左手は茎側を持って身体の前に花の方向を横向きに持つことになります。花を捧げ一礼をして黙祷し、祭壇を向きながら数歩下がってから遺族に一礼して戻っていきます。服装は仏式と同じもので問題はありません。男性は喪服やダークスーツ、女性は黒のスーツやワンピースなど、靴やバッグも黒を持ち派手なアクセサリーや時計は避けて参列するようにします。