葬儀の参列と列席という言葉の違い

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2021年05月07日

葬儀の参列と、列席という言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。一般的に弔問客が使っていいのは参列です。葬儀に出席するときに使われる言葉で、相手側に敬意を表するために使われる言葉でもあります。なくなった人に敬意を表するために参列という言葉を使う人は少なくなく、義理などで出席する場合は「出席」というように言葉を使い分けている人も少なくありません。

なお、出席は特に経緯を用いて使う言葉ではなく、あくまでも出る必要があって出ていることなどを指す言葉でもあります。対して列席という言葉は、弔問客ではなく主催側の人が使う言葉です。喪主側の人間が参列した関係者にあいさつする場合や、葬儀社の人が参列している人に声をかけるときに「ご列席の方々は」といった言葉を使うことが多いといいます。

なお、喪主側では出席や参加という言葉を使うことは全くありませんので、注意してください。なお、葬儀の参列を弔問というと思っている人もいますが、通夜・葬儀に関係なくなく亡くなった方へのお悔やみを伝えるために訪問することを弔問と呼びます。

通夜・葬儀は一切関係ありません。むしろ、それ以外の時に使うことが多いため、通夜や葬儀の時に使うことは避けましょう。

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