2017年01月28日
学校を卒業して社会に出てから数年の月日が経ち、いっぱしの社会人として経験を積んでくると、あらゆる行事に参加するようになります。特に必然的に参加するようになる行事は、葬儀です。お葬式やお通夜、告別式などは、自分のご家族やご親類に関するものだけではなく、友人知人、上司や学生時代の恩師など、これまでの人間関係のすべてがその行事に参加する可能性を含んでいると言えるでしょう。そのため、葬儀のマナーだけは、社会人として最低限身に付けておかなくてはなりません。服装やお香典の包み方、挨拶の仕方など、お葬式には日本の伝統や習慣などが多彩に織り込まれていますので、然るべきルールを知り、マナーをわきまえてから参加するのが社会人としての礼儀です。
葬儀に関しては専門の書籍もたくさん出ていますし、インターネット上には葬儀に関する情報サイトがたくさんアップされています。弔問の際のマナーやしきたりに関するサイトもありますので、急に参加することになって、慌てて準備をする際には、インターネットで最低限の知識を仕入れることをお勧めいたします。しかし、社会人として生きていく以上、常に弔問客としてお式に参列する機会はあります。いつその機会が訪れるかは分かりませんが、必ずあることを心得ておくべきでしょう。そして日頃から葬儀に関する知識、マナーを理解しておくことが社会人としての役割の一つと言えるでしょう。お香典の包み方は、いわゆる結婚式や他のお祝い事で包むご祝儀とは反対のことをすることが礼儀です。
お札の枚数や、お札の向き、袋に書く文字に関してもマナーがあることを知っておきましょう。袋の包み方に関しては専門書やインターネットの専門サイトに詳しく書いています。難しいことではありませんが、当日になって慌ててサイトを確認しても、うまく手が動かなくて、間違ってしまう可能性もあります。こればかりは、日頃から練習をしておいたほうがいいかもしれません。袋はお近くのコンビニでも売っていますので、いつでもどこでも入手可能です。また、必要になってお買い求めにいくのではなく、日頃から急な要りように備えてストックを置いておいたほうが安心できるでしょう。