2017年02月02日
お通夜では、挨拶の仕方に注意する必要があります。それぞれの立場によっても異なりますが、喪主として行う時は次の点に気をつけてください。喪主は遺族の立場になった時、通夜全体の決め事以外にも様々な場面で挨拶を行います。その場合、故人に対する想いはもちろん、参列者に対する感謝の気持ちもしっかり伝えてください。そして喪主の立場で行う時は、忌み言葉を使わないようにしてください。
挨拶の場面で最も注意することは、この忌み言葉です。忌み言葉というのはその名前の通り、忌避された言葉です。忌み言葉を相手に使ってとしまうと失礼になります。そのため忌み言葉を使用する時は、その言葉を言い換えるといいでしょう。例えば死亡は逝去、急死は突然の出来事、生存中はご生前などの言葉に言い換えることで、相手が受け止める印象は変わります。
さらに、繰り返し言葉の使用も避けてください。またまた、たびたび、重ね重ねなどの言葉です。そして実際に行う時は、事前に用意したメモを見ながらしても問題ありません。喪主は故人に対する想いや参列者に対する感謝の意を、相手にしっかり伝えることが目的です。メモを見ながらでも構いませんので、間違えないようにしっかり行ってください。